公園で寝転がるファミリー

 

里親について

 

何らかの家庭事情により、

家庭での養育することが難しくなってしまった子どもを支援する方法として、

里親制度というものが存在します。

 

ただ、その内容等に知っている方は多くはありません。

「里親になるにはどうすればいいのか」や

「里親はなぜ必要なのか」などの疑問を抱いている人も少ないでしょう。

 

そこで、今回この記事では里親や里親制度について紹介し、

里親に関してより深い理解をしていただければと思います。

 

里親・里親制度とは

 

「里親」という言葉をドラマ等で耳にしたことが

ある方もいらっしゃるかもしれません。

里親とは、家庭のある事情(病気、家出、離婚etc.)などによって、

家庭で暮らせない子どもたちを、

自分の家庭に迎え入れて養育する人たちのことを指します。

 

そして、その里親を制度化した里親制度とは、

そういった事情を抱えた子ども等に、

温かい愛情と正しい理解を持った家庭が、養育するために必要な制度です

 

子どもが成長していく上で、

家庭での生活で愛されて養育されることは非常に重要で、

里親制度はその観点においてとても有意義な制度です。

 

里親が必要なわけ

 

里親と里親制度について、理解していただいたところで、

この章では「里親が必要なわけ」について説明していきたいと思います。

前の章で成長に重要であると述べましたが、

具体的にはどういうことなのかについて解説します。

 

厚生労働省によると、里親家庭の役割は3つあるとされています。

1つ目は、「特定の大人との愛着関係の下で養育されることにより、

自己の存在を受け入れられているという安心感の中で、

自己肯定感を育むとともに、人との関係において不可欠な、

基本的信頼感を獲得することができる。」ということです。

 

人は愛されることで、自信が持てたり、

誰かに対する信頼感を獲得することがあります。

自分を愛してくれるものの一つが「家族」です。

つまり、家庭で育てることが難しくなった子どもは、自信が持てなくなったり、

誰かに対する信頼感を獲得できないまま育ってしまう可能性があります。

それを防ぐ一つの策として、里親制度が必要だということが分かります。

 

2つ目は、「里親家庭において、適切な家庭生活を体験する中で、

家族それぞれのライフサイクルにおけるありようを学び、

将来、家庭生活を築く上でのモデルとすることが期待できる。」ということです。

 

家庭で育っていない子どもは、

もちろん模範にできる家庭がなくなることになります。

そうなるとその子どもが将来、家庭を築こうとしても、

どうしたらいいのか分からなくなってしまう可能性が高くなります。

里親制度はそのような事態をも防ぐため、必要だとされています。

 

最後は、「家庭生活の中で人との適切な関係の取り方を学んだり、

身近な地域社会の中で、必要な社会性を養うとともに、

豊かな生活経験を通じて生活技術を獲得することができる。」ということです。

 

子どもは成長し、将来は社会人となります。

家庭は小さな社会であるため、その家庭を失ってしまった子どもは、

社会でうまくやりくりできなくなる可能性があります。

 

また、家事などを目にしていない子どもは、

その後の生活で生活技術を持つことができないため、

非常に生活しづらくなる可能性もあります。

 

これら3つの理由、里親制度というのは必要な制度です。

また、これらの理由を見て、

「里親になりたい」と思った方もいらっしゃると思います。

 

そこで次の章では、里親になるための条件を紹介します。

 

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里親になるための条件とは

 

里親なることができるのは27歳以上です。

年齢の上限は決められていないので、

高齢の方でも里親になることは可能です。

そのため、60代、70代の里親の方も少なくありません。

 

また、里親は夫婦でなくても、

未婚の男性、女性であっても里親になることは可能です。

以上をまとめると、

「26歳未満でなければ、誰でも里親になれる資格がある。」ということになります。

 

ちなみに、養育される側の子どもは、

基本的に乳児から18歳までとされています。

以上からもわかる通り、里親制度は幅が広い制度となっています。

 

さいごに

 

里親になることは難しくありませんが、

その分、里親になる人は責任感を持つことが必要です。

子どもが欲しいという理由だけでなく、

その子と楽しい家庭を築くことも重要なことです。

 

その子の一生を大きく左右する場が、

「家庭」であることは言うまでもありません。

子どもの人生がより豊かなものになるために、

里親制度を利用してほしいと思います。

その際に、この記事が少しでも役立てばと思います。