里親になるためには様々な困難があります。

1、高齢という困難

里親になるには年齢的条件は原則ありません。児童福祉法においても里親の年齢についての規定はなく、里親の年齢をどう考えるかはその自治体に任せられているのが現状です。東京都では、養子縁組里親は原則として25歳以上~50歳未満です。

また制度上の問題のみならず、高齢の里親だと体力的な不安もあるとおもいます。高齢の里親は体力的にもキツい状態となります。教育費においても、子どもにとって教育費が多くかかるときに里親が高齢になってくることが不安要素になる場合があります。

 

2、夫婦の足並みがそろっていないという困難

里親を希望するのは夫婦が2人足並みがそろっている場合はいいですが、夫婦間において対立があるケースがあります。対立とまではいかなくともどちらかが消極的な場合、子育てに大きく影響してしまいます。児童相談所でも夫婦でよく話し合って決めてほしいと考えており、そうなると夫婦の二人の覚悟が必要になります。

 

3、親族の反対という困難

里親に対して、おじいちゃん、おばあちゃんといった親族から理解を得られるかどうかも問題になります。里親として迎える子どもに対して、父母とはまた違った存在として祖父、祖母という立場は重要であり、援助者として理解と寛容さを求められます。子どもを受け入れ可愛がってくれる立場が望ましいとは思いますがなかなか難しいようです。

 

4、共働きという困難

国は里親の共働きを認めていますが、これも自治体のレベルで考え方が異なっています。未就学児について、保育園入園が認められる地域もあれば、そうではない地域もあります、共働きへの対応はバラバラなのです。最初から児童相談所に共働きの考え方を確認しておくと見通しがつきやすいとおもいます。子どもからみても、夜泣きや発熱などが考えられ、夫婦どちらかが時間の融通が効かないと子どもにとっても大変です。