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代理出産について

 

代理母出産と聞いて、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか。

また、「○○」「○○」などという疑問を持つ方も少ないでしょう。

そこで、今回は○○について紹介します。

 

代理母出産とは

 

子どもが欲しい女性が、様々な理由により自らの子宮を用いて妊娠できない場合、

別の女性の子宮に、夫と自分の受精卵を移植し、

出産を依頼することを代理母出産と言います。

この時、依頼される側の女性が代理母となります。

 

代理母出産をした場合、遺伝的には受精卵を提供した方の女性が母親ですが、

子どもを妊娠したのは別の女性ですから、

法律的には、分娩をした方の女性が母親になるのではないかという議論から、

様々な問題点が見出されています。

 

そこで、次の章では代理母出産が抱える問題点に焦点を当てます。

 

代理母出産の課題

 

代理母出産で問題となる点は、大きく分けて法律上の問題、

倫理上の問題、リスクやトラブル、そして海外での許容の4つが挙げられます。

 

法律・倫理上の問題

 

まず、法律上の問題です。

日本には代理母出産に関する法律がないので、

法律上、代理母出産は禁止も許可もされていません。

 

母と子の関係について書かれている、

民法は100年以上も前、高度な生殖技術などがなかった時代に書かれたものです。

ですから、母と子の関係は「分娩の事実により発生」と書かれています。

 

しかし、先ほども述べたように、遺伝的には受精卵を提供した女性が母親なので、

結論が出ない問題となっています。

 

次に、倫理上の問題ですが、

日本医師会は倫理上の観点から代理母出産を認めていないように、

代理母出産は「人を生殖手段として扱うものであり、子どもの福祉からも望ましくない。」

という点で禁止すべきだと考える人もいます。

 

一方で、海外では代理母出産は許容されているので、

日本ではなく海外で代理母出産をする方も増えています。

 

さらに、代理母出産では、

これらの問題の他にも様々なリスクやトラブルが生じる可能性があります。

例えば、代理母出産した女性が産んだ子どもを渡さないということがあります。

 

逆に、出産を依頼した側が、生まれてきた子どもに障害があるなどの理由から、

子どもの受け取りを拒否するということもあります。

法律がない今、互いが自分の主張を押し通すことができてしまいます。

こういった問題を抱えているため、

代理母出産の議論の決着は難しく、法整備も難航しています。

 

しかし、法整備なしでは問題は増えていくばかりという、

非常に難しい局面に立たされています。

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最後に

 

医療技術が進歩した結果、昔の法律では想像もつかなかった問題点が出てきました。

このような問題がある以上、しっかり国会で議論し、

代理母出産に関する法律をどうするかという方向性を早いうちに決めておく必要があります。

 

ただ忘れてはならないのは、生まれてくる子どもの気持ちを考えるということです。

代理母出産は母親だけでなく、子どもの将来をも左右しかねないことです。

そういった点もきちんと踏まえたうえで、

代理母出産の議論、法整備をすることが望まれます。